世界の七不思議 - アレクサンドリアの大灯台
アレクサンドリアの大灯台
世界の七不思議の一つ、アレクサンドリアの大灯台(ファロス灯台)
紀元前3世紀頃にエジプトのアレクサンドリア湾岸のファロス島に建造された灯台。
灯台の全高は約134メートル(約440フィート)。ギザの大ピラミッド(147メートル)を除くと、建造当時は地球上で最も高い人工物の1つだった。灯台の光は約56キロメートル(約35マイル)離れた海岸からも見ることができたという伝説もあり、こちらはおそらく可能だろうと考えられている。
イブン・ジュバイルは大灯台についても言及しており、それによると大灯台は海上から70ミール(約140キロメートル)からでも確認出来たといい、基礎の四辺の1辺は50バーウ(約100メートル)で、150カーマ(人の背丈150人分の高さ)以上だったと述べ、その巨大さに圧倒されたと旅行記で感歎している
アレクサンドリアの大灯台跡地(現カーイト・ベイの要塞)
Google マップ
Drawing by archaeologist Hermann Thiersch (1909)
Lighthouse of Alexandria - Wikipedia
3D reconstruction of the Lighthouse of Alexandria
Lighthouse of Alexandria - Wikipedia
現在、アレクサンドリアの大灯台(ファロス灯台)自体はありませんが、残骸の一部が今も海中に残っているそうです。
リンク
クレオパトラのアレクサンドリア | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
補足 カーイト・ベイの要塞
カーイト・ベイの要塞は、アレクサンドリアの大灯台跡地に立てられた要塞です。
1480年頃、跡地に灯台の残骸を利用してカーイト・ベイの要塞が建造された。