史記 - 難攻不落、秦の函谷関
秦の函谷関
咸陽の東、霊宝にあった秦の国門
黄河の直ぐ南に、南北に伸びる台地があり、その中に東西に伸びる峡谷があります。峡谷が古道(函関古道)になっていて、この峡谷の東端に函谷関があります。
補足1 複数の函谷関
秦の函谷関(旧関)
漢の函谷関(新関)
補足2 出来事
旧関
戦国時代(紀元前361年)、
現在の三門峡・霊宝市函谷関鎮)に作られた。
紀元前299年
鶏鳴狗盗
紀元前241年
楚の春申君が五箇国の合従軍を率いるも函谷関で敗走
楚漢戦争で項羽軍に破壊された。
新関
前漢の時代(紀元前144年)に、
現在の洛陽市新安県城関鎮)に新しく作られた。
参考資料
『洛陽・山門峡を訪ねて(2)』河南省(中国)の旅行記・ブログ by naokiさん【フォートラベル】
第19回校友会旅行報告III(2015年4月14,15,16日)
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/record/26821/files/ioc169009.pdf