【Python】リストの大小比較
まとめ
リスト同士を比較する場合、先頭要素から順にチェックされて最初の異なる要素同士で大小関係が判定されます。
# 要素数が足りない方は -無限大が代入される
例
>>> [1,2,3] < [5,1,2]
True
1番目の要素同士が比較される(1<5)。2番目以降の要素は比較されない。
>>> [1,2,3] < [1,5,3]
True
>>> [1,3,4] < [1,5]
True
1番目の要素が同じであるため、2番目の要素同士が比較される(2<5。3<5)
>>> [1,2] < [1,2,5]
True
>>> [1,2] < [1,2,-10]
True
1番目と2番目の要素が同じであるため、3番目の要素同士が比較される。
要素がない場合は、-∞として扱われる(-∞<5。-∞<-10)
参考
比較演算子
Pythono の比較演算子ってなに? | 民主主義に乾杯
Python | 比較演算子の使い方
Python3エンジニア認定基礎試験 対策(其の4) | TomoOne BLOG(ともわんブログ)
追記
文字列の場合
>>> ["a","b","c"] < ["d", "a","b"]
True
"a"<"d"の比較になる
>>> ["a","b","c"] < ["a", "d","b"]
True
"b">"d"の比較になる
>>> ["a","ba","c"] < ["a", "bd","b"]
True
"ba"<"bd"の比較になる
>>> ["a","b"] < ["a", "b","c"]
True
""(空文字)<"c"の比較になる